しんぺー国内旅行に行く!
ありゃ~もう12月!?なんか秋から冬へのスピードが異常なくらい早い気がする・・・っていうか、ここ1年の過ぎ去る速度が半端じゃないよね?それは私が年を取ったせいだからか?いやいや、それだけでは無い筈(だって若い同僚も今年の1年は早かったって言ってるもんね)。ぜったいコロナのせいだ!(最近はなんでもコロナのせいにしてる 笑)。考えてみれば、ちょうど昨年の今頃から日本から戻ってきて職場復帰したんだよな~。やはりあっという間の2021年だった。そして現在冬のバンクーバーはと言うと・・・雨ばっかり、それも大雨(涙)。郊外では洪水なんかもおきちゃっています。今年の気候はかなり異常で、私の住んでるBC州では夏は山火事、冬は洪水って感じで、まったく気が休まりません。ただでさせコロナで気が立ってるというのに・・・
・・・と、グチグチ愚痴愚痴とネガティブオーラ全開になってしまうのですが、それもやっぱりこの天気とコロナのせいなんですよ(また出た!コロナ!)。って感じでいつまでもグルグルと堂々巡りするこの鬱々とした気分をなんとか変えようと、私は旅に出ることに決めたのです。それもコロナ縛りが一番緩い国内旅行に。
国内旅行って書くと、未だに日本国内の旅行って感覚が蘇っちゃうのが不思議なんですが(カナダにもう20年近く住んでいるのに・・・)、もちろんここで言う国内旅行とはカナダ国内のことです(知ってるよ!?)。例年ならこの季節はハワイとかメキシコとかスペインとかに行って、バンクーバーの冬では滅多にお目にかからないお日様を浴びてくるのですが、カナダ国内にそんな場所があるかって?あるわけないだろ!寒いとこばかりですよ・・・だいたいバンクーバーがカナダで一番温暖な場所だってとこですでに絶望的な気分になってしまいます。いやいやシンペー、これは鬱々とした気分を明るくするための旅。気を取り直して素晴らしいところを選ばなければ!というわけで、そんな私が選んだ目的地はカナダの東部、トロント、モントリオール、そしてケベックシティー!さっそく先月中旬(11月)に行ってまいりました。
なぜ東部を選んだかって?それは:
1) 大都市が多い(=寒くてもインドアで過ごせる施設がある)
2) 歴史がある街並み(特にモントリオールとケベック)
3) 航空券が安かった(往復で約2万円)
って感じなんですが、強いて言えば3)の「航空券が安かった」が私が今回の旅に東部を選んだ最大の理由かもね。2万円の航空券って安いのかって?激安ですよ!そもそもバンクーバーからトロントまでは片道5時間もかかる大移動なんです。日本だったら東京からバンコクくらいまで行けちゃいますよ。それが往復たったの2万円なんて、こんなチャンスを逃す手はありません。
って感じで行ってみたトロントは大都会。カナダの首都はトロント!って思っている人もいるみたいですけど、首都はオタワです。でも事実上の首都はトロントみたいなもんだよね。カナダで一番大きな都市だし、金融・ビジネスの中心地でもあります。
トロントには今までも何度か行ったことがあるのですが、やっぱりバンクーバー慣れしている私からすると都会!って感じがします。どことなく寒さもあるせいか札幌にも似ているような・・・碁盤の目に整った道路にびっちり立つ高層ビルに圧倒されます。人手もそこそこ賑わっていて久しぶりに楽しい気持ちにもなりました。前回トロントに来たのは2017年くらいだったから4年ぶりくらいか?その時に比べると心なしか日本料理、とくにラーメン屋と居酒屋が増えたような気がする。そんな私はトロント滞在3日間で2回も日本式焼肉食べ放題に行ったのでした(安くて旨かった!)
その次はケベックシティーに向かいます。カナダ旅行に興味のある人には絶対お勧めなのがこのケベックシティー。北米にいるのにヨーロッパに来たんじゃないかと錯覚するほどフレンチな街並みが広がり、大変ロマンチック(死語か?)な街でございます。また料理がおいしい店も多くて、そこはやっぱりフランスの影響を強く受けているからかな~。あ、ちなみにケベックシティーとモントリオールはフランス語圏のケベック州に属しているからフランス語が主流です。え?シンペーもフランス語喋れるのかって?もちろん!喋れないに決まっているでしょ(笑)。だから私にとってもケベックシティーは異国的で言葉が通じないのも魅力的です(*もちろんケベック州でもほぼ英語も通じる)。さて今回ケベックシティー5回目訪問の私のお目当てはBeef Tartar(タルタルビーフ・・・生牛肉のタルタル?)。フランス語圏のケベックシティーやモントリオール以外では滅多にお目にかかれないこのBeef Tartarがおいしく食べられる絶好の機会・・・のはずだったのに、ここで誤算が!コロナ禍のせいでフランス料理屋が開いてな~い!!!一応、コロナ規制も緩んで飲食店は平常営業のはずなのに、しかし、観光客が全くいないせいでお店も閉まってるんです(涙)。たしかに、過去ケベックシティーを訪れた時は、ま~どこもかしこも観光客で一杯で賑わってたのに、今回は・・・誰もいない。すっごく静かで、それはそれで雰囲気があっていいけど、食べるとこがないのはショックでした。結局、ケベックシティーでは開いてたイタリアン料理屋でBeef Tartar(イタリア風)を食べました。これはこれで美味しかったけど、ケベックシティーでイタリア料理・・・なんか微妙。
今回の旅の最後はモントリオールです。ケベックシティーからモントリオールまでは列車で移動。こんな風に列車で都市間を移動できるのもカナダ東部の魅力です。バンクーバーから列車で移動できるとこなんてダウンタウンと私の職場の間くらいなものです・・・って言うのは大げさかもしれないけど、ま~せいぜい1日2本のバンクーバーとシアトル間の列車くらいかも。車内で食事も出されるモントリオールまでの車窓を楽しみながらの列車の旅・・・最高!
モントリオールは私がカナダで一番好きな街です。古い街並みと近代的な街並みが融合した感じの都市で、インドアもアウトドアも楽しめる都会です。またフランス文化の影響か、お洒落な店&人も多くて洗練されてます。ここに来るとバンクーバーって田舎だな!って思っちゃいます(笑)。ま~自然豊かなバンクーバーが私は好きなんですけどね。モントリオールではのんびり街を歩いたり、映画を見たり、ショッピングもどきをしたり、そしてBeef Tartarをフランス料理屋で食べたり(やっと!)と、優雅な(?)3日間を過ごしました。
そうして9日間の楽しい旅行から帰ってきての職場復帰。さぁ~心機一転頑張るぞ!ってなるはずだったのに、どちらかと言うと「あ~毎日旅行してたい・・・どうして毎日旅行できないんだ~!」と仕事に行かなければならない不幸な身の上を嘆くのでした(笑)。それでも気晴らしにはなったからやっぱり旅行に行って良かったけどさ。おまけに最近はオミクロン騒ぎでまたどうなるか分からないし(溜息)。このコロナ禍で私が学んだこと、それは「旅には行ける時に行け!」、あ、でも考えてみればコロナ以前もそうやって生きてきたんだった。というわけで、久しぶりの旅行は素晴らしかった~っていう自慢(?)ブログでした。
おわり
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