ついに８月に突入

いや〜もう８月になりましたね。なんだか今年はあっという間だな〜。

ちょっと前に日本からカナダに戻って来たって感じがしてたけど、もう9ヶ月も過ぎてしまいました。ちなみに、ここカナダは8月1日が祝日で今週末は月曜休みの連休です。例年だとこの8月の連休は「夏のクライマックス！」って言ってもいいほどバンクーバーは盛り上がります。花火大会、LGBTパレード、ミュージックフェスティバル、パウエル祭り（日系祭り）、などなど大イベントが目白押し。いつもなら昼も夜もこの連休は街中人でごった返すのが恒例のバンクーバーなのでした・・・が、もちろん今年は（去年も）違います。このコロナのご時世、ほとんどのイベントは中止、もしくは大幅縮小となりました。だから今週末は、なんとなくいつもの週末って感じで普通です。ま〜どんちゃん騒ぎの無いバンクーバーの夏も、これはこれでいい気がするけどね。ただ、「８月の連休と言えばお祭り騒ぎ！」っていう感覚が身に付いて（？）しまったバンクーバー在住歴20年の私としては、やっぱりもの寂しく感じてしまうのは仕方がない事なのでした（涙）。

だからと言って、感傷に浸っていたって仕方がありません。天気も良いんだし、せっかくの連休を楽しまなければ！・・・と言うわけで、私は最近の日課であるウォーキングをやってきました。いつもはダウンタウンにあるスタンレーパークっていう原生林みたいなドデカい公園（っていうより森）の中や、公園沿いの海岸沿いをぐるりと歩くのですが、たまには気分転換も兼ねて今日はちょっと違う方向へ足を向けてみましょう。目的地はスパニッシュバンクビーチ。ここはダウンタウンの私の家から10kmくらいの所にあるビーチで、大変広々としていて気持ちのいいビーチです。私、このビーチ、かれこれ10数年くらい行っていません。ここは私の母校ブリティッシュコロンビア大学からも近く、学生時代はちょくちょく行ったものです。

またこの辺りはご立派なお家の多いリッチな地域なので、ウォーキングしながらお宅拝見（外から）するのもなかなか面白いのです。ま〜それにしても大きなお家が多くて、羨ましいっていうよりも、こんな大きな家に住んだら落ち着かなさそうだな〜と貧乏性の私は思うのでした。それに掃除も大変そうだ・・・（ってもちろん家政婦がやっているに決まっているが　笑）。

バンクーバーはここ2ヶ月近くほとんど雨が降っていないので、かなり乾燥していて、芝生もご覧の通りにカラッカラに乾いています。この乾燥のせいで、BC州のあちこちでも山火事が発生していて、バンクーバー市内にも煙臭い空気がたまに流れてきます。また山火事防止対策として、キャンプ場での火器使用の禁止、スタンレーパークの夜10時以降の入場禁止、などなどの措置がとられています。いつもなら「毎日晴れが続いて最高〜！」って大喜びする私なのですが、さすがに2ヶ月間も雨が降らないとキツくなってきます。晴れ疲れ？とでも言うのか、身体中がパサパサになる感じがして、「そろそろ雨降ってくれぇ〜」と雨乞いをする今日この頃。雨季の冬場なら絶対ありえない事です！

今日は、こんな感じで10kmかけてスパニッシュバンクビーチまで歩き、ビーチでのんびりし（でも暑いからあまり長くいられなかった　汗）、そしてまた家まで10km歩いて帰ったのでした。その後昼寝したら、疲れ過ぎてベットから起き上がれなかった（笑）。

今回はいつもと違って特にワクワクするような8月の連休ではなかったけど、でも静かにのんびり過ごす（って20kmの遠足は私にとってのんびりって感じではなかったが・・・）バンクーバーの夏も、ま〜いいかもね！と思うのでした。でも本当に雨はいい加減そろそろ降ってほしい・・・・

おわり