新たな祝日誕生!

なんだか分からないけど、今週末はグッタリしていました。先週からの疲れが取れてない感じ・・・っていうか、なんでこんなに疲れるんだろう?先週はそんなに大変な週でもなかったんだけどな〜。むしろ今週が私にとっては難関の週だと言うのに・・・というのも私の同僚が今週から1週間の休暇を取るので、私が彼女の分のケースも補いケースロードx2!(涙)。まぁ〜これはお互い様なので文句はないんだけど、私の同僚は後輩なのに仕事の出来るスーパーソーシャルワーカー!対して私は、やる気のなさと怠けぶりだけは立派な中堅ソーシャルワーカー!(おまけに技能と自信の無さは常に新人並みか?笑)。こんな私が彼女の抱える数々の面倒くさい・・・じゃなかった・・・複雑困難なケースをこなせるのでしょうか!?乞うご期待!(はい、きっと来週のブログに出てきます)。


こんな感じなので、今週末は「ハァ〜仕事行きたくねぇ〜」って気持ちで一杯で、日曜夜のなんとキツイこと。さらに通常なら在宅勤務が入っているのに、今週はワンオペなので毎日出勤なんですよ!(甘えたこと言うな!?)。あ!きっとこれに違いない!私が今週末異常に疲れている理由は、もうすでに今週の仕事の心配をして自らを精神的に疲れさせているからなんだ〜。本番は明日からだっていうのに・・・アホなシンペー(涙)。


さて、そんな鬱々とした中、ちょっと元気(?)になるニュースが入ってきました。それはカナダに新たな祝日が出来たこと。それもつい最近政府から発表されたのです。この新たな祝日はThe National Day for Truth and Reconciliationと呼ばれ、日本語に直訳すれば「真実と和解の日」って感じになるんでしょうか。一体どんなの日なのか?って皆さん思うと思うのですが、これはハッキリ言ってしまえば「カナダ政府が過去に先住民族の人達に行った非道の数々を反省し贖罪する日」・・・つまりカナダの黒歴史を忘れず、この過ちを再び起こさないと誓う日なのです。


私のブログ記事「カナダにおけるソーシャルワーカーの恥ずべき歴史」でも書いたのですが、最近BC州の旧寄宿舎学校跡から大量の子供の遺骨が発見され、それがかつてそこに強制的に入れられていた先住民族の子供達のものであると分かりました。そしてそこからカナダの隠したい黒歴史、つまり先住民族への抑圧の歴史があらためて浮き彫りになったのです。この事件はBC州のみならず、カナダ全土に衝撃を与え、今現在もカナダ全土の旧寄宿舎学校跡で他にも犠牲になった子供達が埋められていないかどうかの調査が入っています。


多文化主義を謳うカナダにおいて、先住民族の人達は未だもって根深い差別を受け続け、貧困、PTSD、暴力、依存症、などの多くな困難に直面しています。そんな中、カナダ政府が緊急にこのような先住民族への抑圧を認め、過去の過ちを忘れないための祝日(祝って字はふさわしくないように思えるが・・・)を作ったことは大変評価できるのではないかと私は個人的に思います。実際、祝日って皆んな「今日ってなんの日だっけ?」って聞くもんね。ただ私としては、祝日は作ったけど「真実と和解の日」ってなに?ってならないよう、政府には今後ともきちんこの祝日の意味を国民に伝え続けて欲しいと願います。


あらら?なんかお堅い話になっちゃったけど、私は政治的なモノを抜きにして単純に祝日が1日増えて大喜びしています。それも、本当にこの新しい祝日は先週くらいに突然発表されたので、期待もしてなかったぶん余計に嬉しくなっちゃった。カナダって日本と比べると祝日が明らかに少なくて、祝日が全くない月も2ヶ月あるくらいなので、この調子でどんどん祝日を増やして欲しいな〜と怠け者の私は思うのでした。さ〜私も次の祝日(9月6日労働の日)を目指して、激務が予想される今週を乗り切るぞ!


PS ちなみにThe National Day for Truth and Reconciliationの祝日は9月30日になりました。それは嘗て9月頃に多くの先住民族の子供達が強制的に寄宿舎学校に入れられていたからだとか・・・切なくなります。


おわり

カナダでソーシャルワーカー Social Work in Canada

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